蛇口の水が止まらない!!!
台所や洗面所、お風呂などの蛇口・シャワーは急に水が止まらなくなってしまうことがあります。
そのようなときに役立ちます、蛇口の水が止まらない時の応急処置の方法をご紹介します。
水を止める方法は止水栓か水抜栓を閉める
蛇口を閉めても水が止まらないときは止水栓か水抜栓を閉めてしまいます。
「止水栓」とはいわゆる「元栓」、「水抜栓」も止水栓同様「元栓」の役割も果たしますが、水を止める他に水道管の中に残った水を排出する機能を持っています。
水抜栓については、こちらで詳しく説明していますのでご参照ください。
→水抜き栓の使い方
止水栓・水抜栓の場所・閉め方
止水栓の場所ですが、以下の場所を探してみてください。
・台所・・・流しの下
・洗面所・・・洗面台の下
・お風呂・・・蛇口本体と壁の間の脚の部分
止水栓の形はマイナスドライバーで閉めるタイプのものと、台所・洗面所の場合はハンドルで閉めるタイプのものがあります。
止水栓の場所がわからない、固くて回らないといった場合は無理をせず水抜栓で止めてください
次に水抜栓の場所ですが、外で操作するタイプと中から操作できるタイプがあります。
外で操作するタイプは水道メーターの近くにあることが多いです。
中で操作するタイプは手動の場合と電動の場合がありますが、多くの場合洗面所やトイレにあります。
止水栓・水抜栓はどちらも時計回りに回すと水が止まります。
※電動の場合はボタン一つで簡単に止まることがほとんどです
再び開ける場合は反時計回りに回してください。
なぜ水が止まらなくなってしまうのか?
経年により部品が劣化してしまっていることが原因のことが多いです。
蛇口の寿命は一般的に10年が目安と言われています。
もちろん使用頻度や蛇口の構造等により、10年よりも早く劣化してしまうことも、10年を超えても問題なく使用できるケースも多数あります。
ただ水が止まらない蛇口が取り付けてから10年ほど経っている場合は寿命の可能性が高くなります。
どうすれば蛇口が直るのか?
内部部品の交換により直るケースがあります。
とくに単水栓と呼ばれる蛇口は構造がシンプルですので、パッキンやコマという中の部品を交換するだけで直ることも多いです。
しかし混合栓と呼ばれる蛇口は比較的構造が複雑で部品の交換に手間がかかり、つまり工賃もそれだけかかってしまいますので、かえって新しい蛇口に交換した方が安上がりというケースもあります。
また混合栓は構成される部品数も多いため、一度は部品交換で直ったとしても、あまり時間が経たないうちに別の部品が劣化してしまいまた水が止まらなくなるケースもあります。
さらに、そもそも交換部品が廃番等により無い、という場合も年数の経った混合栓では多いです。
自分で修理・交換はできるのか?
自分で修理・交換はムリ、というわけではありません。
実際にインターネット等で自分で蛇口の修理・交換をした内容をご紹介されている方もいらっしゃいます。
しかし蛇口の修理・交換は、それなりの知識と技術が必要です。
蛇口の種類によって工事方法も異なりますし、工事には道具も必要です。
また万が一失敗してしまうと、失敗の内容によっては最初から業者に依頼した場合以上の工事費がかかることもありますので、そういったリスクも考慮したうえで、ご自分で修理・交換をするかご判断ください。
ちょっとでも難しいかも・・・と思った場合は、お近くの水道工事指定店にご依頼ください。
以上が蛇口の水が止まらない時の応急処置のご紹介でした。
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